2017.08.03
■フィリピンセブ州大学生100人に
「三方よし」の大切さが伝えられました!
埼玉県の事業所(工業用編み機に搭載される電子部品を製造)であるワックデータサービス株式会社の澤田様からいただいたご報告を以下に紹介させていただきます。
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今回、JICA事業を活用し埼玉県が主催する「埼玉・セブものづくり人材育成事業(第2期)」の一環でフィリピン共和国セブ州に講師として派遣され、「日本の伝統的な『ものづくり精神』に基づく技術や思考方法を現地学生に伝え、産業の発展に寄与する高度人材の育成を目指す」という主旨で、当社の成り立ちを一つの例として、日本のものづくりの歴史から、今後如何にあるべきかというお話しを現地・サンホセレコレトス大学の学生約100人にさせて頂きました。
その結びで「今日は皆さんにぜひ覚えて欲しい美しい日本語があります」と「三方よし」の紹介をさせて頂きました。「当社の創業者も、自分たちの技術によって自分たちだけではなく、エンドユーザーやさらにその先の人々の暮らしが明るく豊かになることを真に願って日夜商品開発に励んだのです。私たち自身、もう一度その気持ちを思い出して、より真剣にものづくりに取り組むとともに、今日ここにお集まりの皆さんやもっと多くの人がこの三方よしの精神を抱くことによって世界中が明るく幸せな世の中になることを願っています」とお話しさせて頂きました。
フィリピンの学生たちの明るい笑顔や真剣な眼差しが大変印象的でした。
そう遠くない将来、それぞれの道でいきいきと活躍する彼らに再会できることを願ってやみません。
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大変貴重な報告をいただきありがとうございました。