静岡県立静岡中央高等学校の通信制で教員をされている山口先生からいただいたご報告を以下に紹介させていただきます。
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６月２５日、２８日のビジネス基礎という科目のスクーリングの際に使用させていただきました。
生徒は、２５日は２０名、２８日は９名でした。
ビジネス基礎という科目を学ぶにあたり、ビジネスの上で大切な心構えを最初に学びましょうということで、三方よし読本を使って、
１　近江とはどこか？（ちなみに、本校西部キャンパスは浜名湖に近いため、遠江と近江の説明もしました）
２　近江商人が商売をする上で考えていたことはどのようなことか？
３　三方とはだれのことか？
という話をしました。
これらを忘れて、食品の産地偽装のような自分だけが得をするようなことはビジネスとしては認められない。また、ビジネスは、よく言われるwin-winという「相手と私」だけではなく社会全体の利益を大切にしていかなければならない。そういったことを考えてこの科目を学んで欲しいというガイダンスとして使用させていただきました。
この三方よし読本では、日常生活にも三方よしの考え方を取り入れていこうという分かりやすい事例が掲載されているので、ぜひ読んでみましょうという紹介をしたところ、一生懸命内容を読んでいる生徒もおり、商業を学ぶための最初の時間としてとても有意義なものになりました。
もう少し後の時期には、教科書にも近江商人のことが出てくるので、そこでもう一度使用する予定です。
ありがとうございました。

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大変貴重な報告をいただきありがとうございました。

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